心に残る名言・名台詞集 名言まとめノート
「道元禅師 名言」
生死の中に佛(仏)あれば、生死なし。
愛語(あいご)は愛心よりおこる、
愛心は慈心を種子(しゅうじ)とせり。
而今(にこん)の山水は、
古仏の道現成(どうげんじょう)なり。
仏道修行の功を以て
代りに善果を得んと思ふことなかれ。
若し仏法に志しあらば、
山川江海を渡りても学すべし。
その志ざし無らん人に往き向ふて勧むるとも、
聞き入れんこと不定なり。
示に曰く、広学博覧はかなふべからざることなり。
一向に思ひ切りて留るべし。
ただ一事に付いて、
用心故実(ようじんこじつ)をも習ひ、
先達(せんだつ)の行履(あんり)をも尋ねて、
一行を専(もっぱ)らはげみて、
人師(にんし)先達の気色(けしき)すまじきなり。
朝(明日)に生じて夕に死し、
昨日見し人今日無(亡)きこと、
眼に遮り耳に近し。
是(こ)れは他の上にて見聞きする事なり、
我が身にひきあてて道理を思ふ事を。
学道の人、
すべからく寸陰(すんいん)を惜しむべし。
露命、消え易し、
時光、速やかに移る。
寸暇(すんか)を惜しみ、
余事に管することなかれ。
貧なるべし。
なまじ財多くなれば、
必ずその志(こころざし)失う。
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